「姿勢が悪い」
自分が言われたり、誰かが言われているのを耳にしたり。
身近なワードではないでしょうか?
さて、一言に「姿勢が悪い」といっても、それは何がどう悪いのか?
それを深く考え、分析してから言う人は少ないのではないかと思います。
ではここで、少しだけ深く考えてみましょう。
まず「姿勢が悪い」で真っ先に思い浮かぶのが「猫背」ではないでしょうか?
そもそも丸くなりやすい背中が、必要以上に丸まっている状態ですね。
指摘されたことのある方は大体この「猫背」への指摘が多いと思います。
まずは見た目が少々カッコ悪くだらしなく見えます。
これは問題。
でも、本当に潜む問題はそれだけではないのです。
ここでは、その猫背に関連する姿勢の状態を三種あげます。
原因や改善方法は後々書いていきますが、まずはその種類を知ってみましょう。
【1】前肩・巻き肩
肩が内巻の状態。手のひらは内回りで背中の方を向きやすくなります。
身体は前かがみです。
PC作業などのデスクワーク中心の方に多く見られます。
【2】頭の位置が前にずれている
スマホやディスプレイをのぞき込むような姿勢です。
頭が前に突き出るので、頭の付け根は反って、首の付け根は丸まりやすくなります。
【3】骨盤が後ろに倒れた姿勢
電車の座席やソファで、もたれかかってリラックスしている姿勢。
腰が丸まるので、反対にバランスをとるために背中が丸まって頭が前に出る姿勢です。
この三種類がよく見られる猫背に関連する姿勢です。
それぞれに原因となる筋肉などの影響が違いますので、
それを改善する方法も違ってきます。
とはいえ、それぞれが連動する場合も多いのですが。
今回はここまでとして、次回以降姿勢別の原因考察や改善方法などを書いていきます。